書籍情報

婚前交渉禁止!…なのに出産を求められています【書き下ろし・イラスト4枚入り】

婚前交渉禁止!…なのに出産を求められています【書き下ろし・イラスト4枚入り】

著者:御子柴くれは

イラスト:上原た壱

発売年月日:2019年08月30日

定価:900円+税

「これで婚約は成立した。――今夜は、俺とともにすごしてくれるな?」
リストラで職も家も失った藤井楓。懊悩する彼女の前に突然「俺の子供を産んでほしい」と結婚を申し込む男・逢坂隆司が現れる。衣食住の安定に婚約を決める楓だが、子が欲しい彼からの夜のアプローチはない。むしろ拒絶され、婚前交渉は一切禁止されてしまう。それでも溺愛するように抱きしめられ、愛の言葉を囁かれれば、自然と気持ちは揺れ動く。想いを交わし、キスを許され、流れるように婚前交渉も解禁――かと思いきや、元カレが現れて……!?

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登場人物

◆藤井 楓

小柄で細身、健康だけが取り柄の女性。職を失ったタイミングで、家も、彼氏とも別れ、頼るものが何もなくなってしまう。そのためか自立を考え、何事にも真面目な部分がある。ハキハキと言うべき時は意見を口にするが、自分の気持ちにはっきりしないところもあり、優柔不断な面もある。
◆逢坂 隆司

長身で容姿端麗の言葉がよく似合う、社長職の男性。生真面目で、段階を踏むことを重要視しており、頑固な面も持つ。これと決めたら一直線であり、恋愛も同じ。今まで誰とも付き合ったことはない。

立ち読み

愛されているのだろうか?

ベッドがぎしり、ぎしりと音を立てる。それに合わせて、あえかな喘ぎ声が響いていた。

「ん……ぁっ……ふ、ぁ……っ」

「気持ちいいのか?」

そう問われるも、返事をする余裕はない。ただひたすらに甘い声を上げる。

「んぅっ……ん、ぁ……あっ……」

男らしい骨張った手が、あられもない場所を暴いていく。そこはとうに湿り気を帯び、指先で触れられるたび、くちゅり、くちゅりといやらしい水音が鳴った。

「そこ……そんなに、しちゃ……やぁ……!」

涙目で訴えるが、彼はやめようとはしない。それどころか、もっと深いところに侵入してきた。

「んんっ! あっ……ダメ、ダメぇ……っ」

秘孔に指を挿し込まれ、出し入れされる。

太い指に媚肉を擦られると、たまらないほどの快感が押し寄せてきた。

「気持ちいい、気持ちいいよぉ」

ずっく、ずっくと、奥を突かれる。

子宮がきゅんきゅん痺れ、甘い蜜がとろり、とろりと流れ出した。

「どんどん濡れてくるよ」

「んぅっ、そんなこと、言わない、でぇ……!」

秘部はしとどに濡れそぼり、彼の指に絡みつく。

「すごい締めつけだ」

彼は感嘆したような息をつき、目の前で揺れる乳房に口づけた。

「はぅっ……!?」

上と下、両方の刺激に、腰が浮いてしまう。気持ちよすぎて、頭がおかしくなりそうだ。

赤く熟れた頂いただきを口に含まれ、舌先で転がされる。ぬめった舌の感触が生温かくて、快楽のボルテージが上がっていくようだった。

「ぁうっ、んぅっ……は、んぁ……あっ」

「まだいけそうだな」

彼はそう独りごちると、秘孔に挿入していた指を二本に増やす。

増大する圧迫感に、楓かえでは身悶えた。

「あんん! やっ、それ以上はっ……あ、ああっ」

二本の指がばらばらに膣の中で暴れ回る。

強烈な快感に、自然と嬌声も高くなった。

「ああ! 気持ちいいよぉ……あ、んぁっ、はんっ」

ベッドの上でのたうち回ると、清潔なリネンに淫らなしわが刻まれていく。

臀部の下には、秘筒から溢れた愛液が丸いシミを作っていた。

「そろそろ大丈夫だろう」

そう言うと、仰臥ぎょうがした楓の上に覆い被さり、足を大きく開かせる。

ひくりと、喉が鳴った。

「も、もう――?」

「怖いか?」

問いに問いで返される言葉に、気づけば首を横に振っていた。

怖い気持ちはもちろんあったけれど、これまで我慢してきたぶん、ようやくひとつになれるという悦びのほうが強かったから。

「きて、お願いです……きてください」

そう言葉にしたら、彼がうっすらと笑う。

その笑顔にほだされ、自らも彼を受け入れようと、楓は秘所をさらしていた。

「いやらしい光景だな」

彼がくつくつと喉を鳴らす。

羞恥に顔を真っ赤に染めるも、この先の行為への好奇心のほうが遥かに勝り、足を閉じようとは思わなかった。

「いくぞ?」

そう言って、己の先端を蜜口にあてがう。

彼の陰茎は愛撫もしていないのに、太く硬く張り詰め、いまにも爆発しそうなほどに膨れ上がり、腹につきそうなぐらいに反り上がっている。

そんな大きなものが果たして自分の中に入るのか、楓は戸惑った。

しかし、不安をよそに彼はどんどん腰を押し進めてくる。

「んんぅっ! あ、ああっ――!」

「やっぱり少しきついな」

肉棒が少しずつ秘孔に収められていく。

媚壁を擦られ、たまらないほどの快感に襲われた。



「あ、ああっ、あああ!!」

じゅぷっと音を立て、愛液をまとわせながら、ついに竿の根元まで埋まる。

秘孔をぱんぱんにされ、あまりの圧迫感に、息が苦しくなった。けれど、それ以上の快楽が湧き上がり、忘我の境地に陥れる。

「んぁっ、あっ、気持ちいい、大きいの、気持ちいい!」

「動くぞ」

短く告げると、彼は抽挿ちゅうそうを始めた。

蜜でびしょびしょの結合部は、出し入れされるたびに、ずっちゅ、ぐっちゅと淫らな音を立てる。耳まで犯されているような気になり、思わず身悶えてしまう。

「ああっ、んぅっ、はんっ、んぁあっ、ああっ」

ぱんぱんに張った亀頭に最奥を擦られ、甘い声がとまらない。とろり、とろりと、愛液は止め処なく溢れてくる。

滑りがよくなるほど、最初こそぎこちなかった抽挿は、次第にスムーズになっていく。

自らも腰を振り、彼のリズムに合わせていた。

「くっ……持っていかれそうだっ」

彼の声に、焦りが滲む。

知らず知らずのうち、膣をきゅっと締めていたらしい。コントロールしようとするけれど、甘い疼きに耐えきれず、思い通りにはいかなかった。

「だって、ああっ、気持ちいいっ、あ、いいのっ」

喘ぎ声も高くなり、室内が淫靡に染まる。

限界が近くなり、彼女は啼きながら訴えた。

「も、もうダメぇっ、ダメ、いっちゃう、いっちゃう!」

ボルテージが最高潮になった瞬間、それは突然ぱあんと弾けた。

虚空に放り出された気になり、がくがくと身体が震える。

するとその衝撃が変化し、彼を絞り取るように、膣内で蠕動ぜんどう運動が始まった。

苦しそうな熱っぽい吐息がかかる。

「俺も――っ」

切羽詰まったような彼の声を聞いたときには、既に爆発したあとだった。

彼は激しく腰を打ちつけ、びゅくびゅくと楓の中に吐精した。

残滓に至るまで注ぎ込み、溢れた精子が、白濁となって結合部から漏れ出た。

「くっ……!」

「あああっ!!」

熱い飛沫を身体の奥に感じ、楓は手足を投げ出し、快感に溺れた。

互いにはあはあと荒い息をつき、情欲に濡れた瞳を見交わす。

「好きだ。愛している」

そんなことを言われ、楓の胸は高鳴った。

もしかして、もしかしなくても、やはり愛されているのではないか?

彼の態度とこの甘い行為は、それを表しているのかもしれないと、楓は改めて思った。

 

(続きは製品版でお楽しみください。)

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