異種婚秘密のベビー~メイドは獅子王に見初められ、溺愛される~【第二話配信】

【第二話】

 

著者:百門一新 イラスト:森原八鹿

 

けれど初めての強い快感だった。自分の手が獣の耳に触れてしまっているのも分かっていたけれど、オフィーリアは自分の秘所を舐め回すヴィクトルの頭を抱えて、いやいやと首を横に振って悶えた。

「声までなんて甘い。ああ、蜜がどんどん奥から溢れてくるな」

恍惚としたヴィクトルの低い声が聞こえた。それ以上に響くのは、オフィーリアの秘められた場所から上がる淫らな水音だ。

夢中で舐められる蜜口が、甘い痺れにじんじんと熱を持った。

奥からとろりと溢れる甘露にさえ、官能的な刺激が呼び起こされる。

「あぅ……あぁ……っ」

ヴィクトルは、止まってくれない。けれどそれを望んで、このまま高みに押し上げられたいとどこか望んでいる自分もいた。

これが、気持ちいいってこと?

快感でオフィーリアの目がじわりと熱く潤む。もう抗う声も、甘く濡れた吐息になっていた。

喘ぎ戸惑っていると、不意にヴィトルが唇を離した。

「十分頃合いか。もう待ちきれない」

興奮した呼吸をする彼が、忙しなくズボンの前を広げる。

何をしようとしているのか分かって、オフィーリアは慄いた。

「ひっ、陛下、それは――ああぁ!」

熱い何かが蜜口にあてがわれたのを感じた次の瞬間、ぐぷりと中へ押し進んできた。

それはヴィクトルの、熱く滾った男根だった。

じんじんと熱が起こって、痛いのか熱いのか分からない。純潔なオフィーリアは、まだ何者も受け入れたことがないそこに、熱い肉棒を挿れられる苦しさで息が詰まった。

「あっあぁ、へい、か……っ」

思わずしがみついたら、ヴィクトルが体重をかけてきた。

驚いていると、噛み付くように唇を重ねられる。

「んんっ!? ンッ」

吸い付かれ、愛撫されて戸惑った。初めてのキスは、オフィーリアには未知の行為だった。

けれどすぐ、荒々しくぬるりと舌が入ってくる。

「……ふぁっ……あ、ン……んんっ」

くちゅくちゅと舌を擦り合わされて、くらくらしてくる。

口内を蹂躙する熱い舌の動きに、不思議な甘い痺れが広がった。秘部がぬるみを増して、剛直の進みを助ける。

「んっ……ふ……んぅっ、ぁ、ん」

抗う術もないまま、膣壁を擦りつけながら中にペニスが入ってきた。時々引っ掛かるたび、その場でヴィクトルは軽く前後して刺激してくる。

「……ンン、ぅ……あっ」

僅かな律動をされただけで、灼熱のようなきつい痛みを覚えていた蜜壺が、感度を増して快感を拾い始める。

口付けをやめたヴィクトルが、熱くオフィーリアを見下ろしてきた。

獣のような目は、本能的な欲望に染まって美しい。

オフィーリアは、彼は発情しているのだと確信した。正気であったとしたら、自分なんて抱かないだろう。その目は、発情期の獣そのもの――。

「あぁっ!? あっ……あ、あ、あぁっ!」

ヴィクトルが、こちらを見据えたまま腰を押し込んできた。

何か熱いものが弾けたように感じた直後には、とうとう彼の剛直が、蜜壺の奥深くまで突き刺さっていた。

「あぅ……苦、しい……」

オフィーリアは、初めて受け入れた男根に喘いだ。

しばしじっとしていたヴィクトルが、甘く息を吐いて、不意にゆるやかに腰を引いては押し込んできた。

「ふ……あ、んっ」

脈動も生々しく伝わってくる猛りが、中を移動する刺激にぞくぞくとした。

舌で愛撫されていた時と違う。大きな質量に擦られる感触に、比べ物にならないほどの熱が込み上げて一気に頬まで上気する。

「あっ……ン、陛下……んぁ……あっ……」

苦しい喘ぎは、やがて甘ったるい声に変わる。

こらえようと思っても、それはオフィーリアの意志ではどうすることもできなかった。

「君と結ばれた。ああ、なんと心地いいんだ」

組み敷くヴィクトルが、オフィーリアの上でゆるゆると腰を振る。

「今しばらくは、ゆっくり動いてやろう」

「んんっ」

のしかかられて、唇を奪われた。

心地良さを教え込むような、舌を絡めるキスと繋がった場所への律動に、体の奥から甘く疼くモノが込み上げる。

すると服の上から、大きな膨らみをもみしだかれた。

「んっ……ぁ、ん……ふ」

大きな手で乳房の形を変えられる。握られ、先の部分をくすぐられると、また新たな熱が起こった。

オフィーリアの膣奥から、とろりと愛液が溢れる。

徐々に結合部分は二人の熱に蕩け、ヴィクトルの腰の動きが大胆になった。

「あっ、あ、あぁ」

片腕に抱き寄せられて、膣奥へと剛直を打ち込まれた。

蜜壺の奥をノックされると、体の芯から甘い痺れが走った。それは気付くと痛みや苦しさを上回っていた。

汗ばんだオフィーリアの耳の手前に、ヴィトルが口付けを落とした。

「可愛い私の番(つがい)。もっと私を感じてくれ」

ヴィクトルの抽挿が速まる。

よじる背中を芝生にぐっと押さえ込まれた。腰を引き寄せられて滾った欲望を強く押しつけられ、より最奥へとペニスの先があたった。

「あぁ! あっ、あん、あ……あぁあっ」

体を服上からまさぐり、顔や首にキスを落としながら、ヴィクトルががつがつと膣奥を突き上げてくる。

耳元に興奮した彼の吐息が触れていた。

まるで獣の荒い呼吸のようだ。

オフィーリアは、自分の中で彼自身が更に質量を増すのを感じた。自分と同じく、そろそろ限界が迫っているのだ。

「あっ、あ、あぁ」

快楽が、ぐぐぅっと下腹部で膨れ上がっていく。

一層高みに押し上がっていくのを感じたオフィーリアは、ふとヴィクトルが、よりペニスを奥へ押し込む体勢を整えるのに気付いた。

ぴたりと隙間なくぶつかる位置を探っている。

「あんっ、ま、まさか――ふぁあぁ!?」

途端、ヴィクトルがガツガツと腰を振り始める。

強烈な快感に貫かれ、オフィーリアは彼の下で体を躍らせた。けれど今にも弾けそうなペニスに慄き訴えた。

「あっあっ、おやめください陛下っ、あんっ、どうか、それだけは」

このままでは子種を注がれてしまう――。

そう思った直後、律動が一気に速められオフィーリアは達した。頭の中が真っ白になり、びくんっと腰が浮いて中の肉棒を締め上げる。

そのタイミングで、ヴィクトルが最奥へと剛直を突き入れて、ぶるりと腰を震わせた。

「あっ……んん――っ!」

中に勢いよく精を吐き出されたオフィーリアは、初めて子宮に熱を受け止めた衝撃で、また達してしまった。

初めての絶頂で、膣奥がひくひくと痙攣する。

膣壁が収縮を繰り返し、欲張るように中にある剛直に吸いつく。

「奥が、熱、い……どうして、中に」

初めて男の精を受けたことに、オフィーリアは生理的な涙をこぼしながら喘ぎ震えた。

すると、ヴィクトルが感極まった吐息をもらしながら上体を起こした。

「君は、私の子を産むんだよ」

ありえない言葉が聞こえた気がした。

目を向けてみると、熱を孕んだ目でこちらを見下ろしているヴィクトルの姿があった。

中にある固いままのペニスが、ぴくんっとはねて短く射精する――けれど、変わらぬ質量のまま、それはなぜか脈を打ち続けている。

「へ、陛下」

まさかと思って、恐れ慄きながら声を出した。

オフィーリアは、まだ絶頂の余韻で震えているのだ。思わず首を横に振ったが、ヴィクトルは再び腰を振り出した。

「ああっ! あっ、ぁあ」

さっきよりも感じてしまって、オフィーリアは背を躍らせた。

強烈な快楽で、達したばかりのはずの子宮がきゅぅっと締まる。初めての交わりで快楽を覚えたそこは、突き上げる熱い肉棒をねだるように締めつけた。

「ああ、とてもいいよ」

ヴィクトルが、射精感をこらえるような熱い息を吐いた。

「君自身がうねって、締めつけてきて、なんと気持ちがいいことか」

「あっあ、へい、かっ」

ぐちゅぐちゅと奥をリズム良く突き上げられて、理性が蕩けそうになる。

初めての情事だというのに、精子と愛液が混ざり合う感触にも恍惚とした。どうしてこんなに気持ちがいいの?

喘ぐオフィーリアの思考を読み取ったのか、ヴィクトルが言う。

「私達が番だからだ。もっと奥で、君と一つに」

腰を抱えた彼が、ぐりぐりと剛直を子宮に押しつける。

途端、強烈な快感が腰から背中まで駆けた。それが男を受け入れた快楽であることを強く自覚した次の瞬間には、オフィーリアはまた達していた。

気付いたヴィクトルが、穏やかな律動で震える奥を打つ。

「あぁ……ああぁ……っ」

「気持ちいい? ああ、またイきそうだな」

口にした彼が、ペニスを短い間隔で出し入れした。膣壁を彼自身で擦られて刺激され、オフィーリアはまた軽く達した。

イき続けて震える膣奥を、続いてヴィクトルは容赦なく剛直で打つ。

「ここに、私の子を宿してくれ」

陛下の子を? きっと何かの間違いだ。

オフィーリアは悶えながら思った。それなのに快楽を覚えさせられた体は、イきたいとねだるように腰を浮かせて剛直を迎え入れる。

「そんな、こと……っ、あっあ、陛下、ぁあ……んっ」

激しく膣奥を突き上げられて全身が揺れた。子宮の痙攣する感覚が縮まって、オフィーリアは知らず知らず芝生を掴んだ。

浮いた腰に、ヴィクトルが自分の腰を押し込んだ。

まるでそれは二人の意志だと言わんばかりに、腰同士が激しくぶつかり合った。結合部分で愛液がはねて淫らな音が強まる。

「あ、あ、あぁだめっ、またイく、イッ――んんぅ!」

ヴィクトルが最奥に熱を放ってきて、オフィーリアの快楽も同時に弾けた。

互いの腰が、ぐっと押しつけ合ったままぶるりと震える。とぷりと溢れた精が、繋がった場所からしたたるのを感じた。

私が獅子王から求められるなんて、ありえない。

声も出ないほどの快感に震えながら、オフィーリアは思った。これといって魅力もない娘で、相手をするには相応しくないと城外に配属された身だ。

彼は急に発情期を迎えたのかもしれない。

それで城から慌てて出てきたところで、自分と居合わせた……。

「んっ」

不意に、優しいキスで思考が中断される。

触れるだけのなだめるような口付けに驚いていると、オフィーリアの汗ばんだ額に張りついた髪をヴィクトルが後ろへと撫で梳いた。

「もう一度したいが、初めてのことを思えば、ここまでか。身も綺麗にしよう」

獅子王は冷酷なはずだ――やはり正気ではない?

オフィーリアは、戸惑いながらそう思った。

 

〈第三話へ続く〉

異種婚秘密のベビー~メイドは獅子王に見初められ、溺愛される~【第三話配信】

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