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放蕩伯爵の玩具~子爵令嬢の淫らな日々~【書下ろし・イラスト10枚入り】

放蕩伯爵の玩具~子爵令嬢の淫らな日々~【書下ろし・イラスト10枚入り】

著者:山崎サキ

イラスト:龍 胡伯

発売年月日:2018年2月23日

定価:972円(900円+税)

『さあ、どうだ? 俺のものに貫かれて、どんな気分だ?』
没落しつつある子爵家の一人娘、オーレリアは、家を救うためにとある伯爵家に侍女として迎え入れられる。そこは、「貴族の娘を金で買っている」と噂される場所だった。伯爵家の当主、マルセルに身体を求められ、純潔を捧げるオーレリア。その後も彼に幾度となく身体を求められ、快楽に堕ちていく。だが、その中で次第に、彼の内にある優しさに気付き始める。なぜ彼が貴族の娘を大金で雇い入れているのか、その答えとは……?

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登場人物

◆マルセル・バラデュール
黒い髪に赤い双眸の美男子。若い貴族の娘を援助金と引き換えに侍女として迎え入れている。そのため淫蕩伯爵などと呼ばれているが、実際は政治的な駆け引きの一環であり、女性のほうから求められない限り自分から手を出すことはない。
◆オーレリア・ベルニエ
子爵家の令嬢。金色の長髪に、紺碧の瞳。財政難の子爵家のために、バラデュール家に侍女として奉公に赴く。物静かだがしたたかな性格。

立ち読み

「では、脱げ」
「っ…………!」
当然のように口にしたマルセルの言葉に、オーレリアは顔を赤く染めた。
当たり前だ。これから行われる行為に、衣服は必要ない。それを理解しているからこそ、オーレリアは着飾りもせずにやってきたのだ。
「どうした? 早くしろ」
「…………はい」
羞恥に顔を染めながらも、オーレリアは震える手で夜着に手を掛けた。薄布がはらりと床に落ち、燭台の灯りに照らされてオーレリアの肢体があらわになる。
「ほう……! これはなかなかのものだな」
オーレリアの裸体をまじまじと見つめ、マルセルが呟く。オーレリアは腕で身体を隠したい衝動に必死に耐え、マルセルの視線を甘んじて受け入れていた。
「……身を隠そうとせぬか。結構。どうやら今晩の相手はわきまえているらしい」
オーレリアを試し、価値を測るように、マルセルが言う。さらなる嫌悪感と羞恥心に、歯を食いしばるオーレリア。
「どれどれ……」
そう言うと、マルセルは腕を伸ばし、オーレリアの胸に触れてきた。
「ん……!」
男性特有の骨ばった大きな手が、オーレリアの胸を這う。重さを確かめるように持ち上げたあと、弄ぶように左右に揺らす。
「大きさも形も、おまけに感触まで優れているとは……。期待以上だ」
オーレリアの胸を弄びながら、マルセルが言う。自らの胸を玩具のように扱われてなお、オーレリアは逃げ出すことができず、されるがままになるしかできない。
胸の感触を確かめることに満足したのか、マルセルは手の動きを一転させ、触れるか触れないかの距離でオーレリアの胸を撫で始めた。先程までとは違う、淡くこそばゆい刺激にくすぐったさを覚え、思わず身震いしてしまう。
「どうした? 俺に触れられるのがそんなに気持ちよかったのか?」
オーレリアの反応を見逃さず、マルセルが問いかけてくる。オーレリアは屈辱と恥辱から瞳を閉じ、顔を背けた。
「強情な女だ。だが、だからこそ愛で甲斐がある……」
マルセルが喜色の滲んだ声で言う。その間も、胸を愛撫する手を止めることはない。
オーレリアの胸を手のひらに収めながら、親指で胸の先端の周囲を円を描くように撫でる。あくまで先端には触れず、焦らすようにその周囲をマルセルの指が撫で続ける。
「ん……ふっ……」
断続的に続くこそばゆい刺激に、思わず吐息が漏れる。堪えようとするものの、胸のふちを指でくすぐられれば、また息が漏れてしまう。
それでも、この程度の刺激であれば耐えられる。瞳を閉じ、顔を背けたまま、マルセルが飽きるまで堪えようと心に決めて……。
「……そろそろだな」
マルセルは唐突に、胸の突起を抓り、思いきり引っ張った。
「ひっ、んんんんんっ!?」
不意打ち同然に与えられた強烈な刺激に、オーレリアが声を漏らす。胸の突起を両方同時に引っ張られる痛みに、思わず背を反らす。
それも一瞬のことで、マルセルはすぐに手を離した。抓られた胸の先端が、じんわりと熱を帯びる。
「んっ、はあ……」
刺激から解放され、オーレリアが息を吐く。非難の眼差しでマルセルを睨むと、マルセルは楽しそうに笑った。
「これは失礼。婦人には優しく接してやらねばな」
そう言うと、マルセルは先程抓った部分を労わるように、両方の胸の先端を優しくさすり始めた。
人差し指と親指で突起を摘まみ、転がすように指を動かす。刺激の強さは、突起を抓る前の動きと大差ない。だというのに、奇妙な居心地の悪さを感じ、身をよじりたくなる。
だが、妙な動きをすればまたマルセルを喜ばせることになってしまう。両手を固く握り、胸の先端に送られる奇妙な刺激を堪えようとする。
「フッ……」
すべてを見透かしたかのような、マルセルの笑み。そしてマルセルは、突起を摘まむ指に力を込め、もう一度抓る。
「ふぅ、ん……!」
予想できていたからか、それとも一回目よりも刺激が弱かったからか、声を上げることもなく堪えることができた。
マルセルがオーレリアの胸から手を離す。抓られた部分は、なおも熱を帯びている。夜の冷たい空気が、妙に心地よかった。
「はあ、ふう……」
マルセルが手を休めている間に、小さく息を吐き、呼吸を整えるオーレリア。胸に触れられているだけなのになぜこんなにも呼吸が乱れているのかが不思議だが、考えるだけ無駄だとすぐに頭を切り替える。
「…………」
マルセルはオーレリアの様子を窺うような視線を向けたあと、再び彼女の胸に指をあてがった。最初に触れたときと同様に、胸の輪郭や先端の周囲を触れるか触れないかの距離で撫でる。
「ふ、んん……、はあ……」
最初に触れたときと同じ感覚。だというのに、なぜかもどかしさを覚える。マルセルの指が胸の先端に触れそうになるたびに身を強張らせるも、結局触れることなく逃げていってしまう。
「どうした? 随分と切なそうにしているが」
獰猛な笑みを浮かべたマルセルが、小馬鹿にするような声で問いかける。その問いの意味が分からず、オーレリアは無言のまま顔を背けた。
「……だんまりか。だが、その割には……」
「っ……んんっ……!」
マルセルの指が、胸の突起を摘まむ。かなり強い刺激にも関わらず痛みは感じず、むしろ甘い感覚を覚える。
「ほらみろ。固くなっているではないか。気持ちいいと素直に認めたらどうだ?」
(気持ち、いい……?)
この男は何を言っているのだろう。意味が分からず、オーレリアはマルセルの顔を覗き込んでしまう。
けれど、彼の言う通り、桜色の胸の突起は平時より固くなっていた。その部分をマルセルに触れられると、何とも言えない奇妙な感覚を覚え、身体の芯が熱くなる。
「んっ、ふう……。っく、はあ……」
マルセルの指が突起に触れるたびに、吐息が乱れ、熱っぽい声が漏れてしまう。胸の先端に存在する器官に触れられているだけなのに、どうしてこんなにも身体中が熱くなるのか。生まれて初めて味わう感覚をオーレリアは理解することもできず、ただ困惑するばかりだった。
「フッ……。いくら取り繕おうと、身体は素直だな……」
マルセルが、嘲笑うように呟く。
そして彼はオーレリアの胸から手を滑らせると、両手でわき腹を撫で下ろした。オーレリアが身をよじらせると、逃がすまいとするように、両手でオーレリアの身体を押さえつける。
マルセルの手はそのままわき腹を下り、腰や太腿を撫でさすった。オーレリアの身体が意志とは無関係に震える。その反応を楽しむように、マルセルは内腿や膝の裏などの敏感な場所に手を這わせる。
そして――マルセルの指が、オーレリアの下腹部にある亀裂を撫で上げた。
「――――っ!?」
これまでに味わったことのない感覚に、オーレリアの身体が弾かれたように大きく跳ねた。
(な、なに……? 今の……?)
理解が追い付かず、オーレリアが目を見開かせて触れられた部位を見やる。オーレリアの前に屈みこんで彼女の下腹部を眺めていたマルセルと目が合った。
マルセルはオーレリアの顔を見上げたまま、もう一度下腹部を撫でた。ただそれだけの行為だというのに、強烈な刺激を覚え、息を詰まらせる。
「んっ、く、ふぅっ……!」
オーレリアの反応を楽しむように、マルセルが二度三度と割れ目を撫でる。そのたびにオーレリアは吐息を零し、身体を震わせた。
「ほら、これを見ろ」
そう言うと、マルセルはオーレリアの下腹部に触れていた手を、彼女の眼前まで持ち上げた。その指先には、粘度の高い液体がまとわりついている。
「これ、は……」
「お前の花園から溢れた蜜だ」
「えっ……!?」
オーレリアが驚いて自らの下腹部に触れる。立ったままでは気づかなかったが、オーレリアの指が触れた花園は、液体をしとどに零していた。
「女は気持ちよくなると、このように蜜を零す。必死に平気な顔をしていても、本当は感じていたのだろう?」
(感じる……? 私が……?)
確かに、聞いたことはある。男女の交わりには、深い快楽が伴うと。
だが、自分でも満足に触れたことのない場所を、ほぼ初対面の相手に触れられ、それによって蜜を垂らすなど……。体験したことのない未知の現象に、オーレリアはただ戸惑うばかりだった。
「だんまりか……。だが、すぐにそうしてもいられなくなる」
マルセルは左手でオーレリアの腰を抱えるように押さえると、右手の指で花園に触れてきた。
茂みをくすぐり、亀裂をなぞる。溢れ出た蜜を指ですくい、まぶすように全体に塗り込んでいく。
「ふっ……、く、んふぅ……!」
マルセルの指が触れるたびに、電流のような刺激が下腹部から全身に響いた。我知らず熱っぽい吐息が零れ、手で塞ごうとするも、堪えきれずに溢れ出る。
身をよじって逃れようとしても、マルセルの腕に腰を抱かれ、それもかなわない。それでも身体は反応し、腰を左右に振り、腿をすり合わせてしまう。
「ふふふっ……。まるでねだるようだな。そんなに気持ちよくしてほしいのか?」
「ち、ちが……んんんんっ……!」
マルセルの言葉を否定しようと口を開く。けれど、亀裂の上にある突起を指で弾かれ、またも吐息を零す。
「違うというのなら、なぜこんなにも愛液が溢れているのだ? それに体温も高い。これが感じている証拠だと言わずして、なんだというのだ?」
「んんっ、ふっ、ふうう……」
口を開こうとすると、マルセルはそのたびに敏感な場所を刺激し、オーレリアに声を上げさせようとする。女性に声を上げさせるツボを彼は心得ているのか、言葉を発することもできず、オーレリアはただ耐えることしかできない。
「はあ……はあ……、んふ、くぅ、はあ……」
口を押さえ、吐息を堪えていたためか、次第に息が苦しくなってきた。熱があるかのように頭が働かず、立っていることがつらくなってくる。
「フッ……。焦らすのはこれくらいにしておこうか。お待ちかねの快感をくれてやろう」
マルセルが、獲物を狙う肉食獣のような表情で微笑む。下腹部の刺激と酸欠で意識が希薄になっているオーレリアには、その言葉の意味が理解できない。
だが、すぐに身をもって味わわされることとなった。
マルセルの指が、一息に亀裂の奥へと潜り込んだのだ。
「ひっ、あああああ!?」
 絶叫にも似た声が、オーレリアの喉から奔った。これまで味わってきた刺激を何倍にも凝縮させたような衝撃が、オーレリアの全身を襲う。
「ほう……。随分と窮屈だな……。まるで乙女のようではないか……」
中指を根元まで突き入れたマルセルが呟く。そしてそのまま、秘部の中で指の曲げ伸ばしを繰り返す。
自分でも触れたことのない場所に触れられる、全く未知の刺激。オーレリアは電流が走ったように背を反らさせる。
オーレリアの反応を窺いながら、マルセルは秘所に入れた指を出し入れし始めた。溢れた蜜が潤滑油となり、ぬるりと抵抗なく指が引き出されていく。そして抜け切る寸前に進路を逆転させ、再びオーレリアの蜜壺の中に潜り込んでいく。
「んんっ、ふう、んああっ……!」
マルセルの指が蜜壺の中を擦るたびに、言葉にならない刺激がオーレリアを襲う。身体の芯が熱くなり、へその下、子どもを宿す器官が震えるような感覚を覚える。その器官と、マルセルの指が入っている孔(あな)が繋がっていることを、オーレリアは今更ながら理解した。
マルセルは徐々に、指の抽送を速めていく。彼の指が出し入れされるたびに、蜜壺から蜜が零れ、卑猥な水音を室内に響かせる。
身体の芯が熱く、頭がぼんやりとしてうまく働かない。指の動きの激しさに、立っていることすら困難になり、オーレリアはマルセルの両肩に手を置いた。
その様子を見て、マルセルが口の端を吊り上げる。
「フッ……。そうだな。そろそろ一度、イかせてやるとするか」
「ひ、んああああっ!?」
マルセルの指が、唐突に激しさを増した。蜜壺の中を縦横無尽に動き回り、秘部の中にある敏感な肉を擦る。そのたびにオーレリアの身体に電流が走り、断続的な刺激が彼女の意識を侵食するように思考を奪っていく。
「は、んあ、あ、あああ……!」
朦朧とし始めた頭では、声を抑えることもできず、オーレリアは艶やかな声を上げ続ける。これほど強烈な刺激を受けているというのに、全身に伝わるのは、心地よさに似た決して不快ではない感覚だった。
硬く尖った胸の先端が、冷たい空気に触れるのが心地いい。腰を抱きかかえて押さえるマルセルの腕に、奇妙な安心感を覚える。抜き差しされる指に、意識が遠のくほどの刺激を与えられているというのに、もっとしてほしいと願ってしまう。
ほどなくして、オーレリアの身体の奥から、何かが込み上げてきた。マルセルの指が前後に動くたびに、その何かがせりあがり、オーレリアの意識を塗り替えていく。
「マ、ルセル、さま……、わたし、もう……!」
こみ上げる何かに押し出されるように、オーレリアはマルセルに語りかけた。彼女の言葉に、マルセルは鷹揚(おうよう)に頷く。
「ああ。我慢することはない。俺の腕の中で達するがいい」
マルセルの指が、限界まで速度を上げる。秘部が焼けてしまうのではないかと思うほどの速度と刺激で、オーレリアを責め立てる。
そして――オーレリアの中で、何かが弾けた。
「あ、あ、あああああ――!」
獣のような声を上げ、オーレリアが激しく身を震わせる。頭が真っ白になり、倒れないように必死にマルセルの肩にしがみつく。


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