書籍情報

愛猫調教【書下ろし・イラスト10枚入り】

愛猫調教【書下ろし・イラスト10枚入り】

著者:月森あいら

イラスト:ひなた水色

発売年月日:2017年4月28日

定価:972円(900円+税)

おまえの耳も、しっぽも、なにもかも愛してやる
両親にメイドとしてこき使われていたミシュリーアは、通りがかったセザール王子に見初められる。しかし、身分が違いすぎて妃にはなれない。「では、おまえは猫だ。私の愛玩動物になれ」首輪をはめられ猫としての生活が始まった。情事の際は言葉を話すことは許されず「にゃあ」と鳴き、彼に求められるままに快楽を貪る。最初は戸惑っていたが、次第に彼の猫であるという誇りが芽生えてくる。そんな折、彼の正式な婚約者が姿を現し……!?

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登場人物

◆ミシュリーア
幼い頃に今の両親に拾われ、それ以来メイドとしてこき使われている。淡い赤毛に緑の瞳が特徴的。
◆セザール
ジラルド国の王子。金髪に紫の瞳。美の女神が降りてきて我がものすると宣言したという逸話があるほど、美しい顔立ちをしている。

立ち読み

途切れ途切れの、掠れた声が響く。
それは女の声で、どこか奇妙に歪んでいた。ああ、とあがる声は艶めいて彼女の受けている快感を如実に現しているけれど、その合間にまるで動物の鳴き声のような声が混ざるのだ。
「あ、……にゃ、にゃ……、あ」
ベッドの上には、男が横になっている。がっしりとついた筋肉、張りつめた肌。そのうえにつぅ、と汗がしたたっている。そんな彼の下半身にのしかかり、腰を揺らしているのは華奢な女だった。
「ん、んっ……っ、にゃ、……あ、あ……」
「ミシュリーア……」
女の声に絡んで、男が低い声を洩らす。ふたりの手が触れ合い、ぎゅっと握りしめ合った。それでもなお不安定に揺れる女の体は、どうしようもない快感を味わっているようだ。
「ふぁ、あ、あ……あん、あ……あ、あ」
「もっと、もっとだ」
腰を突きあげながら、男はささやく。
「おまえの中が、私を締めつけている……おまえほどに心地のいい女は、いないな」
「にゃ、あ……あ……ん、っ」
女は腰を揺する。なにもまとっていない艶やかな丸い臀(しり)が大きく持ちあげられ、その奥に赤黒い男の欲望が見え隠れした。
「ああ、あ……、ああ、あ、……!」
「私のかわいい、猫」
男は手を伸ばした。女の淡い赤の髪を取り、ぎゅっと引っ張る。髪を引かれて、女はさらに感じる声をあげた。
「もっと、鳴け。……私が満足するまで、な」
「ひぁあ、あ……ああ、ん、……」
女が腰を動かすと、ぐちゅ、ぐちゅ、と音があがる。男と女の繋がりを示すその淫らな音は、女の声とともに部屋に広がって、なおも艶めかしい響きとなって聞く者の耳に届く。
「いぁ、あ……ふか、深い……、っ……」
ずん、とひときわ深く突きあげられて、女はさらに甲高い声をあげた。男の引き締まった下腹部に手を置いて、自らを追い立てるように下肢を上下させる。ずちゅ、ずちゅと接合部が軋(きし)む音を立て、ふたりの繋がりの深さを知らしめた。
「あ、あ……あ、だ、め……っ……」
「なにが、だめだ」
ひときわ大きく下肢を突きあげ、男は言った。
「おまえだって、悦んでいるくせに? ここを、こんなに……どろどろにして」
「ひぁ、ん、っ!」
男は前から、ふたりの繋がった部分に指をやった。大きく膨れた女の秘芽に触れ、きゅっと捏(こ)ねあげると、女の声がますます甲高くなる。
「こちらも、こんなにも尖らせて。雌であるのに、まるで男根だな……?」
「いや、ぁ……そ、んなこと……、っ……」
「おまえは、私の猫だろう?」
ずん、と突きあげながら、男は声を立てる。
「猫は、言葉をしゃべれたか? そうやって、声をあげるか?」
「にゃ……ああ、あ……、っ……!」
内壁が擦られる。深い部分まで突きあげられて、子壺の口をとんとんと突かれた。それにたまらない刺激を受け止め、女は男の膝の上で鳴く。
「ああ、あ……そ、こ……だめ、だめな、の……」
「ミシュリーア」
呼ばれて、女は口を噤(つぐ)む。それでも喘ぎは止められず、唇の端からは蜜が流れ出る。
「おまえが、ここが弱いことはわかっているよ」
男はそんな彼女の唇にくちづけ、溢れる蜜液を舐めとった。
「だからこそ、おまえがよがっている姿を見たいのだ……おまえの弱いところを、もっともっと突きあげて」
「ひぁ、あ、あ……、っ、……、っ……!」
「私だけに聞かせる声を、耳にしたい……」
「ん、っ、……ん、んっ……!」
男は、女の腰に手をかけた。引きあげると、ずるずると欲望が出ていく。蜜洞を擦るその動きに、女は大きく身を捩(よじ)らせる。
「ここ、こうやって」
「ひぁ、あ、あ……あ、あ、ああ!」
「こうすると、おまえはいい声で鳴く」
「あ、あ……、……、……ああ、あ、……!」
男はそのまま、女の体を解放する。より勢いよく男の欲望を受け入れることになり、緑の瞳からは幾粒も涙が流れ出た。
「だめ、こんなの……だ、め……!」
「おまえは、なんだった?」
あまりの刺激に声を失った女は、掠れた声で男に答える。
「ね、こ……、あなたの、猫……」
「ならば、どうやって鳴く?」
「にゃ、あ……、ん、ん、んっ、ん!」
泣き濡れた声で、女は言った。男は満足そうに女を見やる。
「私の猫の、秘密の部分が見たいな」
女の体を揺すりあげながら、男は続ける。
「脚をあげて、繋がったところを見せてごらん? おまえの秘密を、全部私に曝(さら)け出すんだ」
「ん、ぁ……、そ、んな……、はずか、し……」
男の要求をわかっていて、しかし応じるにはあまりにも恥ずかしすぎる。女は身悶え逆らったけれど、男は声で女を誘導する。
「ほら、脚をあげなさい。もう片方も……いいね。ほら、繋がったところが見える……」
「っあ、あ、あ……ああ、あ……、っ……」
女は、両脚を立てて男の腹に手を置く。すると尖った秘芽も、男を受け入れている歪んだ花びらも、たらたらと流れる蜜もなにもかが男の視界に入って、羞恥はたまらないほどになった。
「や、いや……、こ、んなの……、っ……」
「いや、ではないだろう?」
男は、にやりと笑う。
「悦んでいるくせに? 私に見られて、どうしようもなくなっているくせに?」
「いぁ、あ……だめ、なの……こ、んな……恰好」
「では、ほかの恰好ならいい?」
そう言って男は、また女の腰に手をやった。彼女の体を持ちあげて引き抜き、自分の胸に抱き寄せる。じゅく、じゅく、と男根が抜け出ていく感覚、内壁を擦られる感覚に女は涙を流し、快感を訴えた。
「そうか、おまえは猫だから」
 まるで今、初めて気づいたかのように男は言った。
「猫のように犯されなければ、気が済まないのだな? この恰好では、おまえを満足させるには不充分だったと」
「な、にを……セザール、さま……!」
男は女を、四つん這いにした。すでに快楽を与えられ続け、四肢で立つことが難しい彼女の後ろにまわると、高く掲げられた腰を抱き、今まで男を受け入れていた秘所に舌を這わせた。
「にゃ、にゃあ、ああ、んっ!」
「ふふ、甘いな」
 男は、満足そうにそう呟いた。
「おまえの甘い蜜が、どんどん溢れてくる……やはり、この恰好のほうがよかったか?」
「いや、ぁ……だめ、こんな……、だめ、だめ……っ……」
「おまえは、だめばかりだな」
ふっ、と男は、熱い呼気を秘所に触れさせる。
「では、どうすれば満足するのだ? どうすればおまえを気持ちよくできるのか、迷ってしまう」
「セザールさま、は……!」
途切れ途切れの声で、女は言った。
「意地悪、を……なさるから。わたしだって、セザールさまを感じたい……」
「ああ、感じるといい」
うしろから、ぺちゃぺちゃと蜜を啜(すす)りながら男は答えた。
「どうすればいいのだ? おまえの望むとおりに、してやろう……」
「セザールさまを、舐めさせて……!」
たまらない情動とともに、女は声をあげた。
「あなたを舐めて、大きくしてあげたいの。大きくして、もっとわたしを……!」
「淫らな女だ」
男はそう言ったけれど、女の願いには逆らわなかった。彼は、四つん這いになっている女の体の下に自分のそれをすべり込ませる。すると互いの口もとに、互いの性器が晒(さら)される恰好になった。
「あ、あ……、ああ、あ……」
女は、満足げに息をついた。目の前の、そそり立った男根を口にする。それは、彼女の小さな口には大きすぎたけれど、懸命になってそれをしゃぶった。
「んぁ、あ、あ、……、ああ、あ、……、っ」
同時に男は、女の花びらを唇で挟んだ。ちゅ、ちゅ、と吸われ、するとびりびりとした強烈な快感が走って、女は大きく背を反らせた。
「あ、だめ……、セザールさまは、だめ……!」
「私を、退屈にさせておく気か?」
花びらに軽く食いつき、きゅっと引っ張って男は言う。
「私にも、おまえの花を味わわせてくれ。大きく開いている、この……麗しい、花を」
「いぁ……あ、あ……、あ、あ……、あ、あ!」
秘芽をくわえ、きゅうと引っ張られる。その刺激に、目の前が真っ白になった。ちかちかと星が飛んで、その感覚に女はたまらなく溺れた。
「や……ああ、あ、あ……、っ……っ……!」
その衝撃は、あまりにも大きかった。女は、男を愛撫することも忘れて声をあげ、体を反らせ、身を貫く快感に体のすべてを委ねていた。
「は、ぁ……ああ、あ……、あ、ん、……、っ……」
あ、と声をあげる余裕もなかった。男は女の体を抱きあげ、改めてうしろから挑んでくる。女の舌でさらに大きく育った欲芯を、たらたらと蜜の垂れる秘所に突き込む。先端が挿ってきただけで女は甲高い声をあげ、身を捩って猫のように鳴いた。
「にゃ、ぁ……ああ、あ、……、っ……!」
「この角度からが、いいか……?」
男は、乱れた息をつきながら女を追い立てる。
「ここ……おまえの感じるところだ。おまえが感じて、いい声をあげるところだ」
「ん、にゃ、にゃ……、ああ、あ……っ……!」
女は、しきりに声をあげた。ベッドに爪を立ててシーツを握り、大きく皺(しわ)を作ってたまらない感覚に耐える。


(このあとは製品版でお楽しみください)

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