書籍情報

子爵令嬢は復讐の騎士と快楽に堕ちて【書き下ろし・イラスト10枚入り】

子爵令嬢は復讐の騎士と快楽に堕ちて【書き下ろし・イラスト10枚入り】

著者:如月一花

イラスト:南香かをり

発売年月日:2017年7月28日

定価:972円(900円+税)

「なんてはしたない。雌犬みたいじゃないか」
レドナップ子爵家の令嬢、アナスタシアは、貴族の責務に退屈していた。そんなアナスタシアに、縁談の話が上がる。縁談相手のライアンに心奪われ、婚約するアナスタシア。だが、ライアンはアナスタシアを連れ去り、辱める。彼の真の目的はレドナップ家に復讐することだった。ライアンの羞恥心をあおるような行為に苦しめられるアナスタシア。けれど、ライアンへの想いのためか、徐々にその行為に快楽を見出していき……?

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登場人物

◆アナスタシア・レドナップ
名門子爵家、レドナップ家の令嬢。貴族としての責務に退屈しており、刺激を求めている。縁談で出会ったライアンに心奪われる。
◆ライアン・マドック
漆黒の切れ長の双眸と高い鼻梁を持つ美男子。商人として多額の富を築いている。柔和な振る舞いを見せるが、胸の内には野心が燃えている。

立ち読み

特注のベッドの上で、アナスタシア・レドナップはライアン・マドックの膝の上で大きく足を開かされ、後ろから胸を揉みしだかれていた。
ハアハアと淫靡(いんび)な吐息を吐くとライアンは首筋にキスをし、それにまた反応してしまい喘いでしまう。
「感じやすい体だ。まだ始めて間もないというのに、蜜が溢れてトロトロだ」
「あっあっ。ライアンッ。私、これ以上は耐え切れません。こんなはしたない恰好……」
「こんなに感じているのに?」
そう言うと、ライアンは蜜壺に指を入れてしまう。
「ラッ、ライアンッ! 私っ私っ」
抵抗し、反論すればするほどライアンは嬉しそうに続きを楽しむ。
服を脱がす時だって、アナスタシアが嫌だと言えば言うほど、甘く囁(ささや)きながらも強引に剥ぎ取ってしまうのだ。
処女を喪失したあの日は、確かにふたりとも愛を感じ合うように甘く求めていた筈(はず)なのに。
ライアンの甘い言葉やキスを思い出すようにするけれど、すぐに現実に引き戻されるような甘美な快楽の坩堝(るつぼ)に呑まれてしまう。
「あっあああ!」
蜜壺を搔き混ぜられて、アナスタシアはイヤイヤと首を振った。
この淫靡な誘惑だって、ほんの少し前までは知らなかったものだ。
処女を喪失し、徐々に慣らされるように体を許すと、いつしかアナスタシアが思う以上の事を求められるようになっていた。
今だって、こんなはしたない恰好をして蜜を垂らしていると思うと消えてしまいたいほど恥ずかしいのに、ライアンの手は止まるどころか、激しくなるばかりだ。
アナスタシアは腰を引いて逃げるものの、ライアンは強引に割り入り、しかも指を増やしてくる。
「やっああっ! ライッアンッ! それ以上は、いけませんっ」
「こんなに感じているじゃないか。もっと素直になれ」
「体が壊れてしまいますっ」
「そんなことはないだろう? 膣はヒクヒクとしていて、俺の指に絡みつくようだ。それに、もっと指は増やせるぞ」
「お、おやめくださいっ」
アナスタシアは必死に抗議する。
膝の上でじわじわと与えられる快楽は、当初の甘美なものではなく、ハラハラするような落ち着かないものだった。
ライアンの気持ちひとつで新たなことを試されるのかと思うと、朦朧(もうろう)とする頭ですら必死に言葉を選んでしまう。
けれど、何を言っても無駄でライアンの愉悦に繋がっているように感じる。
くちゅくちゅという水音が奏でられながら、指がぬるっと入り込むとアナスタシアは仰け反った。
「あっあっ、やっ! もうっ、こんな、ことはっ」
「とても気持ち良い、だろう?」
「ちがっ」
もはや上手く喋る余裕などなく息を荒げていると、ライアンは蜜粒をころころと転がし始める。
「んっあっ、ライアッ……! 私、私っ」
「もう果てそうかい?」
「違いますっ」
「嘘なんて付かないでおくれ。さっきから膣の絞(し)まりがよくなっている。イキそうなんだろう?」
「んっんっ。ち、ちがっ」
「恥ずかしいことじゃないんだ。ほら、ここはアナスタシアの好きなところだろう?」
アナスタシアは首を振って否定した。
けれど快楽の波はすぐに押し寄せ、アナスタシアを飲み込んでしまう。
「んっはあっ、ラッライッアンッ! お止め、くだ、さい。私、私」
「ここをもっと、撫でまわしてあげよう。ほら、どうだい?」
ライアンが執拗に粒を弄(いじ)るものだから、アナスタシアは息を荒げて腰をくねらせるしかない。
ダメだと頭ではわかっていても、体が勝手に動いてしまうのだ。
足が大きく開いているせいで、亀裂に空気が余計にあたり粒までもが刺激されているのが、更にアナスタシアを困らせている。
せめて服でも着ていれば。ライアンの膝の上で、裸で自(みずか)ら腰を振るなど、はしたない女のすることだ。
いくら結婚するからといっても、許されていいものじゃないだろう。
アナスタシアは名門子爵令嬢、レドナップ家の令嬢なのだから。
「あっあっあっあっ」
「イキそうか?」
「違いますっ、違うのですっ」
アナスタシアが首を振り、自分に押し寄せてくる快楽の波と戦いながら否定する。
それはとても苦痛で、忍耐を伴うものだった。
下腹部がジンジンと甘く疼(うず)きライアンを求めているというのに、それを素直に言うことができそうもない。
「そんな、はしたないこと。私、考えませんっ」
「だったら、こちらからはしたないことをしよう。アナスタシアの気持ちが崩れてしまうまで。おい! そこに居るんだろう! 入れっ」
突然の大きな声にアナスタシアが身を竦ませた。
何をするのだろうと息を呑むと、執事がひとり入ってきた。
「ラ、ライアンッ⁉ 何を? すぐに下がらせてっ」
「これも仕事だ。さて、ドアの前に立って、俺たちの行為を見ていろ。他言もするな」
「ライアンッ!」
アナスタシアが恥ずかしさで身を捩っているのに、ライアンは両腕を羽交い締めにする。
「あっ」      
「こんな綺麗な胸をしているなんて、抱かないとわからない。なあ? どうだ? 綺麗だろう?」
ライアンが若い執事に問うと、恥ずかし気に視線を逸らしつつ「はい」と頷く。
純潔を捧げた相手が、こんな好きものだとは思わずにアナスタシアは心がきゅうっと痛むのを感じた。
大事に大事に扱われ続けるものだと思っていたのに、どうしてこんな扱いをされているのだろうと、必死に思うが答えはない。
そうこうしているうちに、ライアンは胸を揉みしだく。
「あっやっ、こんなのっ! やっ」
「俺たちの愛を見せつけるだけだ。執事だし、いいだろう?」
「どんな相手でもっ、嫌ですっ」
アナスタシアは否定し続けた。
けれど、ふくらみは強引に揉まれ、両胸が鷲掴みにされるとアナスタシアも吐息が荒くなる。
そしてすでに尖った所へと刺激が加わると、アナスタシアは淫靡に頬を染めてしまう。
「もう、本当にお止めくださっ」
「こんなに感じているのに、やめられないだろう。ここもこんなにして」
「違うのですっ」
「あいつに見られているからか? それとも、俺が触るからか?」
「どちらでも……ありま、せん!」
吐息混じりに言うものだから、アナスタシアの色気は執事にまで伝わってしまったのか、執事は背を向けた。
もじもじとしてとても見ていられないという様子で、今にも部屋を出たそうにしている。
「おいっ! しっかり見ていろっ。命令だ」
ライアンの激しい声が部屋に響き、執事は慌てて振り向きアナスタシアの方を見る。
あられもない恰好を執事に見せているという事を、再確認させられてアナスタシアの羞恥心は限界だった。
「あっあっ。もう、お許しください。私、ライアンの言う通りにしますからっ」
思わず出た言葉に、ハッとする。
一時的に逃れたいからといって、とんでもないことを言ってしまったのではないだろうか。
ピンクの突起を撫でまわしながら、ライアンは嬉しそうに口を開く。
「それなら、この続きをしようか。執事の見ている前で」


(このあとは製品版でお楽しみください)

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