書籍情報

凌辱に堕ちた魔女姫と執事の熱愛【書下ろし・イラスト8枚入り】

凌辱に堕ちた魔女姫と執事の熱愛【書下ろし・イラスト8枚入り】

著者:葉月ぱん

イラスト:上原た壱

発売年月日:2018年01月26日

定価:972円(900円+税)

『あなたは魔女である前に私の主だ。もう誰にも渡しはしない』
王国に伝わる予見の魔女に目覚めたリティアは、王城へと参上する。残してきた想い人の執事・フェルズを恋しく思うも、王子と対面早々、“予見のため”と抱かれてしまう。軟禁され、純潔は無事でも凌辱される日々。助けに参上するフェルズに一旦は城の脱出に成功し、両想いを知り幸せを噛みしめるものの、王子の魔手からは逃げられない。戻らなければ想い人の死を啓示する予見に城へと帰参するリティアは、凌辱の限りを尽くされるが……!?

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登場人物

◆リティア・ハーミット
ヴォルブルク王国に伝わる予見の魔女に目覚めた地方領主ハーミット伯爵令嬢。長い紅髪、翡翠色の瞳。華奢な肢体とは裏腹に胸元は豊かに実っている。大人になりきれず、あどけなさを残す顔立ち。一人娘でもあり、わがままに育った。真摯であるのは恋ぐらいであり、また奥手で、片想いを続けている。一つ決めたら頑固である。
◆ケルディオ・ヴォルブルク
飢狼と謳われるヴォルブルク王国第一王子。茶金色の髪、深い藍色の瞳。精悍な顔立ちで、人好きのする笑顔を浮かべる。上背があり、また筋骨隆々としている。優しさがある反面、裏では身勝手で欲に忠実な顔を見せる。

立ち読み

格子窓から次第に影の濃くなる 満月が薄暗い部屋を照らす。
窓の近くに置かれた化粧台と、天蓋付きのベッドのみという簡素な寝室。その天蓋の奥で揺らめく影は、艶美な声を漏らしながら燃えるような紅い髪を振り乱していた。
「あっ……んああっ!」
ベッドサイドのテーブルに置かれたランプは残り少ない油を吸い上げ、その淡い暖光を灯し続ける。天蓋に描かれる影絵を艶やかに染めるように、女を抱きすくめる男は繁みに沈めた指を増やし、輪郭をなぞるように隆起する陰核の皮を剥いだ。
「い……ッ! それ、はぁ……やっ……んむっ!?」
全身を突き抜けるような刺激に、天を仰ぐ女――リティアは目が合った男に唇を奪われる。上唇を甘噛みされ、侵入する舌が歯茎を撫でた。逃げようとしても掬(すく)い取られる舌は次第に彼を求め、柔らかな快楽に流されるように絡み合わせてしまう。
「んちゅ……あむ……はあはぁ……んぅ……んん」
拒みたくても、快楽に逆らうことができない。
貪るように舌を絡め、乳房を揉みしだかれ、固くしこった乳首を捻り上げられるたび、下腹部がきゅんと疼く。さらにそれを深めるように陰核を撫でていた男の指が膣へと滑り込み、胎(はら)を掻き回されてしまえば、理性など保ちようもない。
「も、もう……待っ……んぅっ!?」
「待てと言うわりには自ら腰を振っているのは、なぜだろうな?」
「……ち、違っ! ……それ、はっ……ぁん!」
二本の指でまさぐられる膣はすでに蜜で溢れ、肉襞を掻き撫でられ続けたリティアはもう達することしか考えられなくなっていた。
蕩けたような翡翠色(ジェード)の瞳が男を見上げ、口では否定していても本能は従順に求めてしまう。たくましい胸に豊かな乳房を押しつけ、蜜口から溢れる牝の香りで男を誘ってしまう。
わかっている。これが間違っていることだと理解しながら、しかしこのまま収まりがつかない状態では、きっと自分は最後の一線を越えてしまうかもしれない――今宵、彼のものを受け入れてしまう可能性を、すべて否定しきれなかった。
だから、拒めるわけがない。拒んでどうなろうか。
「そろそろイカせてやろう」
「くっ……はぁ……い、やぁっ」
耳元で囁かれる蠱惑の声に、首筋の印が明滅する。
黄緑色の輝きを放つ複雑な紋様は、リティアに鈍い痛みと啓示をもたらす。幾夜と快楽に呑まれるたび、視えてきた未来の一部は変わらず少女に訪れた。
これから先、起こりえる事象のその一つを映し出す――予見の魔女の力。
ヴォルブルク王国に伝わる寝物語はリティアを選び、彼女に栄光と後悔を滲ませた。力が発現などしなければと何度となく思えど、苦慮(くりょ)は快楽に身を任せればいくらか和らいだ。リティアはそのためだけに、彼を求め、最愛の人を一瞬だけ頭から消し去る。
他の男の手によって満たされる自分への背徳感からか、罪悪感からか。それはわからない。リティアの思考は、もうすぐそこまで迫る絶頂に浸る幸福を得ることでいっぱいだった。
蜜壺を押し広げるように指が折れ、抽送が激しくなる。口付けを求める男に舌を差し出すと、首筋の輝きはさらに増し、
「もっ……い、っ……く――んぅあぁっ!?」
びくん、と身体を投げ出すようにリティアは天を仰いだ。足先はシーツを掻き、不安を思う手先は男のたくましい腕を掴む。
頭は真っ白になり、自分の荒い呼気だけが聞こえていた。潤った繁みから指が引き抜かれる感覚に腿が震え、吐息が漏れる。
ようやくはっきりとしてくる思考に、リティアは霞む視界に恨めしい顔を見つけた。
「今日はやけに感度がいいな、リティア」
「…………っ」
伸ばされる手を払い、リティアは悔しげに唇を噛んだ。
「誰の……せいよ」
「はっ。さらには語勢も強くなっているとはな。何かいいものでも視えたか?」
笑みを漏らす男の瞳は暗く、嘲りが含まれているようだった。
純白のナイトドレスを乱し、豊かな乳房だけでなく瑞々(みずみず)しい腿も露わにするリティアは、ほとんど全裸に近かった。対して、息も絶え絶えといった彼女を隣に寝かせる男は上半身のみ裸というだけで、リティアの肢体を眺めるその藍眼はぎらついている。よもやこれからが本番とでも言いたげな色を浮かべる瞳には、リティアが発情した牝にしか見えていないのかもしれない。
彼からすればリティアは慰み者で、道具でしかしないのだ。
ヴォルブルク王国第一王子、ケルディオ・ヴォルブルク。
その当人が夢見続けている未来のための。
「まあ、どのみち何が視えていようと変わらないがな」
月明かりが厚い雲に遮られ、部屋に闇が蟠(わだかま)る。
これから始まる地獄を醸し出すような静謐(せいひつ)な闇の訪れに、リティアは涙を滲ませた。
トラウザーズを脱ぎ捨てるケルディオは未だに息の整わないリティアに跨り、その張り詰めた男根を差し出す。
「口を開けろ」
力なくゆるゆると首を振っても、ケルディオは許してくれない。
無理矢理に唇を怒張で押し広げられ、歯茎に擦りつけられる。むせ返るような牡の香りにくらくらとする頭では抵抗する力も徐々に衰え、緩んだ隙に一息で突き入れられてしまう。
「ん――んむぅっ!?」
「歯を立てるなよ? 初めてではないのだ、わかるな?」
嫌だと言いたくても、口腔はケルディオのものでいっぱいだ。息も苦しくなれば、犯される舌や喉が酸素を求めて男根に絡む。それが返って喜ばせる結果になって、抽送を激しくするケルディオにリティアは悲鳴を上げた。
「喋るな、より感じてしまうだろう」
しかしケルディオには届かず、潤滑剤として利用されてしまう。歯列を、頬を犯し尽くし、耐えきれないとばかりに喉を突かれるリティアは必死にケルディオの脚を叩いた。
「んむっ、ひゃめ……やめ、んぐっ、う」
意思表示はすべて弾かれ、いいように取られる。
だがそれでも、苦しいだけでないのが恨めしかった。下腹部に熱が籠り、シーツがゆっくりと染みを広げている。彼を求めているわけではない。そうに違いないと思えば、記憶の片隅にしまい込んでいた幸せな一時が甦り、よぎる優しく微笑む最愛の男の姿に、涙が浮かんでくる。
「……これぐらいで、いいか。今宵の楽しみが減ってしまうしな」
口腔から引き抜かれ、ぬらぬらと濡れた黒光りする怒張。彼のものと似通っていながら、しかし気味の悪さしか感じられないそれを、ケルディオは腹の上から退くと、すぐに下腹部へと沿わせた。
背筋を駆ける悪寒が、リティアを震わせる。
「ようやくこの日が来たことを俺は喜ばしく思うよ、リティア」
笑いかける表情が、声が、今まで以上に嫌悪感を募らせるのと同時に、蜜口を擦られる感覚に思考が麻痺しかける。
幾夜と犯され続けた身体は、彼と離れたその日からさらに感じやすくなっていた。
助けに来てくれることを望みはしても、彼の運命を知るリティアはそれを口に出せずにいる。
彼はきっと来てしまう。どんなに困難であろうが、彼はリティアを救うために死すら厭(いと)わず。
「ん、っ……やめて」
「あの男は助けに来ないぞ?」
「誰が……んあっ」
リティアの言葉を遮るように、ケルディオが肉襞を撫で上げた。恨めしげに睨む彼女を嘲笑うように、ケルディオは雲の晴れた月夜をすがめ見る。
「警備は厳重だ。今宵のお前の声も、廊下の守衛に筒抜けであるのが悔やまれるが、悲願のためだ。今宵の労(ねぎら)いには十分すぎる報酬だろうよ」
「何が労い、よ……っ、んん……あなたはただ王になりたいだけでしょう」
「ああ、そうだ。そのためにお前の純潔を散らすその日をどれほど焦がれてきたか……わかるか? わかるわけないよな」
「わかりたくなん、て……ないっ」
顔を背けると、閉じようともがいていた脚を力づくで開かれた。大して抵抗する力の残っていないリティアは濡れそぼった秘部を隠そうと手を伸ばすと、すぐさまその手を掴み引かれ、ケルディオに唇を奪われる。
「っ……やめ、て」
「やめるわけがない。お前の力は他より高く、身体はどの女よりも極上だ。今から貫く悦びを分かち合いたいと思うのは当然だろう?」
「バカなことを言ってる暇があるなら、すぐに入れることね。でなければどうなるか――」
「それは、ただの狂言だろう?」
「そんなこ……ぐむっ!?」
自分の望んだ未来が視えるわけじゃない。
力があっても、それを制御できないリティアが先ほど視たものは、近々街で新たな子が生まれるというものだった。
舌で唇をこじ開けられ、抵抗できないように後頭部を抑え込まれる。男の腕力に敵わない非力な自分を悔しく思いながら、リティアは必死に彼の胸を叩いた。
「遊びは終わりにしようか、リティア……いや、魔女姫よ」

(このあとは製品版でお楽しみください)

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