書籍情報

服従すべき男【特別版イラスト入り】

服従すべき男【特別版イラスト入り】

著者:宮川ゆうこ

イラスト:タカツキノボル

発売年月日:2014年12月05日

定価:935円(税込)

この身体に教え込んでやる、たっぷりとな 「――俺に抱かれたいんだろう?」そう言い放ったのは、危険な香りを漂わせる傲慢な男。刑事である悠紀は、拳銃密売事件の情報を得るため、この男と一晩をともにしてしまう……。男が与える快楽に溺れただけで何も得ることができなかった悠紀は、今度は怪しいと噂されるヤクザの組へ潜入することに。だが、上手く潜り込んだ悠紀の前に再びあの夜の男が現れ、三百万で悠紀を買うと言いだして!?

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登場人物

桐澤礼也(きりさわ れいや)
3端正な顔立ち。獲物を狙う鷹のような目をしている。スマートで毅然とした物腰。威風堂々として危険な香りを放っているだけでなく、周りを従わせるようなオーラを持っている。
谷岡悠紀(たにおか ゆうき)
組織犯罪対策第5課所属の刑事。少年課から異動。整った顔立ち。口下手な方で、気取っていると誤解され易いが、実は天然で熱くなりやすいタイプ。

立ち読み

「中はあまり使い込んでいないようだな」
(え……?)
彼が何を言っているのか、経験のない俺はすぐにはわからなかった。
だが次の瞬間、何かが俺のそこをグイッと押し開く。
それが彼の指だと気づいて俺はギョッとなった。
「ほら、逃げるな。いきなり入れたりしないから安心しろ」
(……!)
桐澤はそう言うと、逃げ腰になった俺の身体をグイッと掴んで引き寄せ、手を伸ばして飲みかけのグラスを取る。
何をするのかと思ったら、残っていたウイスキーを俺のそこに落とし始める。
「やめろ!」
嫌がって逃げようとしたが、片手で押さえつけられて逃げられない。
彼の力は尋常ではなかった。
そのまま俺のそこにウイスキーが流れ落ちていく。
そこはすぐにウイスキーで濡れそぼり、酒の匂いが立ち上った。
「どうせ嘗めるならこの方が美味しいだろうが」
彼はそう言うと、空になったグラスを元のテーブルに戻し、躊躇うことなくそこに顔を埋める。
「あ……!」
俺は思わず甲高い声をあげていた
。 (え?今のは俺の声か……!)
俺はまるでAV女優のような声をあげていたのだ。
だが桐澤はさらにそこを舌で嘗めだす。
(あ……!)
ピチャピチャと彼の嘗める音が静かな部屋の中に響いている。
恥ずかしくてどうにかなってしまいそうなほど卑猥な音だった。
彼は動揺している俺を尻目に、さらに強く吸い上げては嘗め始めた。
股間の付け根を丹念に舌で嘗め上げ、ウイスキーでグチュグチュになった産毛を一本一本すき上げる。俺の身体の芯かち何かが蠢きだした。
それは自分では信じられないような感覚だった。
この俺が男に触られて感じるなんて……。
するとそんな俺を、桐澤は嘗めながら上目遣いにジッと見ている。
俺はその視線の強さにドキッとなった。
(試されている……)
ここで嘘をついていたとばれたら面倒なことになる。
俺は腹を括(くく)るしかなかった。
(やってやろうじゃないか!殺されるわけじゃなし、男とのセックスぐらいなんだ!)

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