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淫らで甘い恋愛録Ⅱ~せつない恋のキス~【書下ろし】【淫らで甘い恋愛録シリーズ】

淫らで甘い恋愛録Ⅱ~せつない恋のキス~【書下ろし】【淫らで甘い恋愛録シリーズ】

著者:御木宏美

イラスト:有馬かつみ

発売年月日:2015年01月09日

定価:972円(本体900円+税)

これ以上、お前が泣くのをみたくない 雨漏りで寝具が濡れてしまったユキトは大好きなマサヤの部屋に泊めてもらう。シングルベッドに密着して寝る2人。眼鏡をはずしたいつもと違うマサヤの顔にユキトはドキドキ❤ 思い切って告白してキスまでしたのに、つれないマサヤ。あーん、どうやったら彼を落とせるの? 翌日雨漏りを直しにやってきた建築会社の根本になつくユキトに「かかわるな」と冷たく言うマサヤだが…。カフェ・ジュリアンの末っ子とクールなマサヤの恋物語。

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登場人物

マサヤ
身長178cm。キッチン担当。カフェ・ジュリアンメンバーで一番真面目な常識人。
ユキト
身長164cm。最年少で、カフェ・ジュリアンメンバーにいつもいじられている。天真爛漫な性格。

立ち読み

「……ぁっ……!」
両足の間に前からマサヤの手が入ってきて、先ほどの場所に触れた。
狭い谷間の奥、普段はけっしてさらすことのないその窪地に、たっぷりとゼリーを塗りつける。
「やぁぁっ……」
妖しい感覚に秘肛がきゅっと閉じた。
マサヤの指がそこで蠢(うごめ)くたび、淫らな疼きが突きあげくる。
「あっ、…は、ぁあんっ…やっ、ゃぁっ……」
反射的にずりあがろうとしたが、マサヤのもう一方の腕に肩を抱かれていて動けない。
逃げることのかなわないユキトの秘肛の上で、その固く絞まっている筋肉をほぐすようにマサヤは指をまわす。
「ヤダッ、やだぁっ…」
ユキトはのけぞって絶叫した。そして、自分の言った言葉に気づいて、慌てて首をふる。
「ちがうのっ、そういう意味じゃなくてっ……」
けっしてマサヤとする(・・)のがいやなわけではない。ただ――。
「はぁぁっん……」
腰がひくんひくんと動いた。
「やぁっ…、ダメっ、ダメぇっ……」
「どんな感じだ?」
「ぁ、むずむずするっ。お、お尻、むずむずするのぉっ。ヤダぁっ、おかしくなるぅっ……」 しどけなく開いている太腿がぶるぶると震える。
「ほしいか?」
ヒクついている秘肛をマサヤはねっとりと嬲(なぶ)る。
「ここに指、挿れてほしいか?」
その言葉に、ユキトは今味わっているこのたまらないムズムズ感が、ほしいという感覚だと知った。
マサヤの指が返事を促すように、中心で小刻みに震える。
たまらなかった。
「ほしいっ。ほしいよぉっ……」
叫んだ瞬間、指が一本、秘肛のなかにつぷぅと挿ってきた。
「あああっ……!」
感じたことのない感覚が、腰から背筋をかけのぼり、ユキトはのけぞった。全身の肌が粟立つような、妖しい異物感。
「はぁああっん……!」
腰と目の奥でなにかがはじけた。
一瞬にして身体じゅうの力が抜ける。
「ユキト?」
「はあっ、はあっ、はあっ」
枕に頬をつけて激しく喘ぐ。
「……もしかして……イッた、のか?」
「……わ、わかんないっ……」
射精はなかった――はずだ。
枕から頭をあげ、股間を見おろすと、二人の身体の間でペニスはピンと突き立って、真上を向いている。
同じように目をやったマサヤも驚いている。
二人は顔を見合わせあった。
マサヤが笑った。
「すごいな」
嬉しそうだ。
ユキトは真っ赤になった。
「そんなによかったか?」
「う…ん……」
おずおずと頷く。
「あんな感覚はじめて……」
「そうか――だったら」
「ひぁっ」
挿入されたままの指が前後に動いた。
「ゃっ、ぁ、ぁ……」
入口の肉壁がつぷりつぷりとこすられる。
「あぁ、んっ、や、あ、くぅ…んんっ」
さっきと同じような感覚が何度も何度も襲ってきた。
「や、やだぁっ、…あ、あ、はぁ…んっ」
「気持ちいいか?」
「…ち、ちがっ……」
「だったらどうして腰振ってるんだ?」
「振ってないっ」 「でも、俺の腕をこすってるぞ」
「ぁああっ……」
つぷん、つぷん、と秘肛がえぐられる。たまらない。
「も、もう挿れてぇっ」
「挿れてる」
「違うっ」
ユキトは首を振った。
「マサヤのぉっ」 「まだダメだ」
指が抜かれた。次の瞬間、それは二本に増えて戻ってくる。
「ああっ……!」
ぴりっと痛みが走った。
「い、痛いっ」
ユキトはすくみあがる。
「ほらな。もう少し広げないと」
ここは、と言って、マサヤはぴたりと密着させて突っ込んだ二本の指をいっぱいに広がった秘肛のなか小刻みに揺する。
「やだぁっ…、動かさないでっ」
「ああ」
願いに応えて指を止めたマサヤはユキトの背中に手をあてて抱き寄せた。
マサヤと向かい合った体勢でじっとしていると、少し落ちついてきた。異物感はすごいが、少なくとも痛はない。
「……どこでこんなの知ったの?」
「ネットで」
「調べたの?」
「まあ、な」 「マサヤってそういうところまで勉強家なんだ」
驚きつつも、真面目なマサヤらしいとも思う。
マサヤは微苦笑を浮かべた。
「そろそろいいか?」
「……いいって…?」
「広がったかということだ」
ユキトは頬を染めた。
「……わかんない」
異物感はかなり和らいでいた。マサヤの言うそこは、熱を帯びてしびれたようになっている。
目を見つめながらマサヤがユキトの下から腕を抜き、ユキトの手を取った。そして己の股間に導く。
ユキトはごくりと息を呑み込んだ。
身体にあたる感覚で気づいてはいたが、マサヤのモノはさきほど握ったときと同じように硬くはりつめいる。
秘肛に差し込まれている指がそっと抜かれた。
マサヤがのしかかってくる。
意図を察して、ユキトはおののく。してと言ったのは自分なのに、マサヤのモノを手にしたとたん、その大きさに恐怖心が襲ってきた。
気づいたマサヤがユキトの手を股間からはずし、自分の首に回させた。 「マサヤ……」
内心の恐怖を映して揺れる瞳にマサヤは微笑を浮かべ、唇に軽いキスをくれた。
「いいか?」 「…………」
覚悟を決め、ユキトは首を縦に振った。
両足が抱えられる。
むきだしになった秘肛に丸いものが触れた。
「ひっ……」
強烈な感覚とその太さに、ユキトは思わず逃げ腰になった。マサヤの腕がそれを阻止して抱きとめる。
「力抜いてラクにしていろ」
「あっ……!?」
ぐいっと突かれた
「あ、あ、あっ」
秘肛がぐぐうっと開いていく。
「あああっ……!?」
ユキトは目を見開いた。
(ぉ、大っきいっ……)
指二本以上だ。
「くっ」
マサヤが呻(うめ)いた。
「せま……」
思わずもれたのだろう、低い声がユキトの耳元で小さく呟く。
それでも潤滑ゼリーのぬめりで、じわじわと埋没していく。
(は、挿ってくるっ、…挿ってくるぅっ……!)
巨大なものが身体のなかに。
まさに下から突っ込まれる感覚をともなって、とてつもない異物感が後窟のなかを逆進していく。
(やだっ、苦しいっ…、こんなの、やだよぉっ……!)
上へ逃れようとしたが、マサヤの腕にがっちり抱えられている。
一番太い場所が肉壁を通過した。
次の瞬間、残りの部分が一気にずぼっと突き刺さってきた。
「ぁあああっ……!」
ユキトは悲鳴をあげてのけぞった。

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